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曲擬史 

1988年

 擬物機関が設立。同年内に星疑一作目【太陽】と曲擬一作目【第九】が制作される。

1999年

 第九計画により多数の交響曲第九番が制作される。本計画からそれまでの精製型とかわって素体型の生産が本格化し、精製型の生産はこの年から廃止された。

2008年

 2008年夏頃~9年にかけて曲擬が次々と虐殺されていく事件が多発した。

犯行に及んでいたのは反機関を掲げる組織や民間人であり、相手が一般人であった以上曲擬による部隊は関与できず、警察と星擬ボディーの制作を行う企業の"用心棒"たちが対応にあたっていた。

 曲擬を殺した際に受ける呪いで異形化した人間を使いさらに被害を拡大させ、特にバロック、古典、ロマン派の曲は多大な被害を受け、バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの曲は壊滅的であった。

 その後没後100年の経過した作曲家の曲はこれ以上新規で擬化しないことを条件に騒動は終結した。

 虐殺を行った反機関の人間は曲擬のによりそれまで著作権の失効していた作品の演奏の自由度が下がったことや指導、奏者職にあぶれた等の不満による積年の恨みがあったもよう。

2009年

​ 前年の事件を踏まえロマン派以降の楽曲での曲擬生産が盛んになり、曲擬生産そのものも最盛期を迎える。翌年2010年はこの推移を維持し、さらに翌2011年以降は生産数減少の一途をたどる。

2016年

 スターヴァリエーション大阪本店が開業。

 機関の運営する健康志向デザートドリンクが売りの店で曲擬にとってとてもおいしい素材でできている。

一般人も利用可能で略称はスタヴァ。同年六月には東京二号店がオープンした。

2021年

 現代

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