1914-16

​数多ある管弦楽全体の中でもひときわ有名な部類に入る本作。最も有名な「木星」をはじめ、地球を除いた太陽系惑星とともに占星術的表題を各曲に持つ組曲。コリン・マシューズによる「冥王星」はもちろん彼には含まれないが、冥王星由来であろう「ぷるーとん」というキャラクターのぬいぐるみを大事にしている。腹ぺこ属性持ちで運動量がすごい。作曲当時は初演こそ上々だったものの、同年代のドビュッシー/海や、ストラヴィンスキー/春の祭典等と比較されてなかなか評価の振るわない時期があったそう。